[重]

 叶わぬと知りながら、なお、望まずにおれぬ。

 ただそこに在ることが、唯一だとは気づかずに。



















































 当初お誕生日ネタとして考えていたヒトツ。

 どこをどうしたら、誕生日に繋がるのかは置いておいて。まァ要は、年食ったギース様っぽい人物を見かけて、ちょっとオセンチになっちゃったんです。

 で、ギース様はビリーが自分じゃない誰かに、未来を重ねているのをちょこっと諭してみたりするわけです。

 最近思うのですが、私は「リアルバウトのED」を知っているから、ギースの未来=死というイメージを持ってしまうけれど、彼らにとってはそんなことはありえなくて。ギースもビリーも、「生きて」いるはず。そこで、つらい思いをしても、不幸せなツラをするかどーかは別問題。

 誕生日ネタから分割した当初は、もっともっと、ビリーが女々しいことを考えていたり、非生産的なハナシになるはずだったのですが、方向を修正しました。ちょっとキリッとしたかと思います。

 タイトルは、ビリーがギース様を誰かと「重ねる」という意味合いも持ちますが、根底は違うものの重なりを意味しています。ちょこっと立ち止まるギース様と、背中を借りるビリー。昔描いた、「真夜中の雨」のコンセプトと少し重なりますが、もうちっと「カラっと」した感じになっていればよろしいかなと。
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