[For you!(from Geese)]

 今年はギース様がイブにクリスマスパーティーへ出席することになりました。

 ビリーはガードなんで付いていきます。

 お世辞とか、しがらみとか、虚飾や腹の探りあい……。そんなものをひとしきり浴びてパーティーも収束へ。

 「あぁ、肩がこった」

 帰りしなに、どちらからともなく顔を見合わせて苦笑しながら外へ出ると、澄んだ夜空に冷たい空気。

 ギース様、不意にビリーを呼び止めて。

「……お前に、だ。」



 私が描くギース様は、いつもビリーにプレゼントを渡すとき、こんな顔をしているなぁと思いました。

 なんて顔したらいいのか、なんて言って渡したらいいのか、よく解らなくて自分でも戸惑い気味というか。元々、クリスマスプレゼントなのか、誕生日プレゼントなのかもはっきりしないキモチで用意してる感じです。

 結局渡した後も、「駄賃にするつもりはないが、つまらん会合に付き合わせたからな……」とか言ってしまいそう。

 ビリーはそれでも、色々汲み取ってデレデレしていそうですが。
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