[ラスト・ボス(2)-Fatal-]

 久しぶりにFATALって英語の意味を辞書引きすると、致命的なって意味の他に、運命の、運命を決する、宿命的な、免れがたい、なんて言葉が並びます。

 何度か調べているはずなんだけど、改めて見ると「ああ、餓狼伝説の英語名FATAL FURYってギース様の事も強く暗示してるんだなぁ」なんて思ったりします。

 ラストボスの宿命というか、逃れられないさだめというか。

 餓狼伝説でビルから落ちるギース様は数度描いてて未だに納得いく表情で描けたことは無いけど、落ちる直前の「そんな馬鹿な」って顔を今回は描いてみました。

 これに続く形で、最後に足掻いた表情も。この直後、主人公にビルから落とされてしまうわけです。

 もう一つ、中ボスのさだめというか、ギース様の懐刀、ビリーについても。

 主人公が現れる前は、自分より強い者というのはそれこそギース様しかいなかった。なのに、自分が負かされた相手が、敬愛するボスまで倒し、命を奪っていくなんて。

 悪役(ヒール)としては、今まで生きてきた自分たちの行いを省みれば、「そういう死に様」をするかもしれないというのは頭の片隅に常におくべきことなのかもしれない。

 しかし、それが今日なのか、と。

 餓狼伝説の時点の彼らは、ある意味、その宿命を忘れてしまっていたのかもしれない、なんて。






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