ギース・ハワードに伴侶は必要なのか、と問われれば、最終的に恐らく私は「不要だ」と答えるのだろうと思っています。 己以外、何者をも必要としない。それが彼の強みであり、彼の生き方であるから。 それでも、彼を、ギース・ハワードというキャラクターをを愛するものの一人として、また彼の中に理想を超越した男性像を見出すヲトメとして、彼に、ただ頑なに伴侶を「不要」とのたまう男の姿は見出したくないのです。 経験をし、その良さも知った上で、かつ「私が私足るために、それは不要なのだ」と、そう認識して欲しくて始めたのが花嫁の考察です。 更に、そこまで埋めたオフィシャルと妄想の隙間を、もっと欲張って「やおい」の世界観にまで範囲を広げて埋め立てたのが月夜の考察であります。 これら二つの考察は、密接にして根底が大きく異なる複雑な関係ですが、双方「ギース様に潤いを」という目的に沿って描かれました。 両考察を経て、独りでは得られぬ喜びを知り、その心地よさに浸り、深まる人間性と、変化した彼。できればこの時期は、のめりこみ、浮かれ、在り得ない事が「在る」ような、そんな時期であって欲しいと、そう思うのです。 |